強迫性障害の原因と治し方
自分が試して効果のあった克服方法をご紹介


1、強迫性障害(強迫神経症)とは
強迫性障害(Obsessive-Compulsive Disorder, OCD)とは、
元は強迫神経症と呼ばれていたもので精神疾患のひとつです。
強迫性障害の症状は、不安になって必要以上に同じ確認行為の儀式を繰り返す、
というものです。

例えば、
  * ガスの元栓を締めたかどうか、
    玄関のドアの鍵をかけたかどうかを何度も確認したり、
    仕事の書類を何度もチェックする(不完全恐怖)
  * 手を何度も洗う(不潔恐怖、別名は潔癖症)
  * 不吉な数(例えば死をイメージする4)を避けたり繰り返す(数唱強迫)
           などがあります。

自分でも馬鹿げていると分かっているのにもかかわらず、
確認行為ををやめると不安になるのでやめられなくなる症状で、
本人はとても苦痛に感じて、疲れます。
本来、確認したくなる気持ちは多かれ少なかれ誰の心の中にもあるものです。
しかし、ガスの元栓も一度や二度の確認であれば火事を防ぐことが出来るので
良いのですが、何十回も確認しないと気が済まないとなると、
社会生活に支障が出るので治療が必要です。
確認行為と不潔恐怖で、一日中トイレやお風呂から
出られないという重い症状の方もいます。
2、強迫性障害の原因
強迫性障害のはっきりとした原因はわかっていません。
物心ついた時から発症している人や、ある日突然発症する人がいて、
慢性化しやすいです。

考えられている原因は、
 ・ 脳内の特定部位の障害や、セロトニンやドーパミン等の神経系の機能異常
 ・ 親も強迫性障害で完璧主義者が多いことが知られている
 ・ 親が大変厳しく、自分に完璧を求めたため、自分に自信が持てず、
   間違えないように何度も確認する癖がついた
 ・ 遺伝+家庭環境
 ・ 強いストレスを受けた後に発症
 ・ 過去の辛い出来事を忘れる為にひたすら確認行為を繰り返して現実逃避をしている
 ・ もともと几帳面、真面目、完璧主義、内向的、不安が強い、神経質、慎重な
   性格の人に多い
3、強迫性障害の治療方法
症状が重ければ精神科を受診します。
治療法には薬物療法、精神療法、行動療法があります。
また、 うつ病 や他の病気を併発している可能性があります。
4、私が試して効果のあった強迫性障害を治す方法
自分が試して効果のあった、症状を治す(軽くする)方法をご紹介します。
精神科へ行く程ひどくないという方は試してみてくださいね。

1、意志を強く持つ、焦らずに
  まず、「自分は絶対に強迫性障害を治すんだ」という強い気持ちが重要です。
  完治させなくても、症状を軽減させるだけでかなり楽になるので、
  完璧を目指さずに、肩の力を抜いて克服していくことがポイントです。
  一気に治そうとせずに、「焦らず、少しずつ症状を軽減していけばいいや」と
  考えて気楽に取り組むと良いですよ。

2、気楽に徐々に確認回数を減らして「自信を付ける」
  いきなりではなく、無理のない程度に確認回数を減らしていきます。例えば、
    ・ 5回確認していた人は3回に減らす
    ・ 3回確認していた人は2回に減らす、など。

  不安な人は、ノートに項目を書いて、一つ一つを○×チェックします。
  例えば、出掛ける前に部屋のドアの鍵を閉めたかを2回確認して、
  ノートのドアの鍵の欄に○印をつけます。
  3回目を確認したくなっても我慢して確認をせずにそのまま出掛けます。
  帰ってきてドアに鍵が掛かっていたら、またノートに○印をつけます。
  それを続けていくと、ノートに○印が増えていきます。

  この「成功体験」が増えることによって、「自分はそんなに確認しなくても
  大丈夫なんだ」と自信がついてきます。
  強迫性障害を患う人は自分に自信を持てない人が多いので、
  自信をつけることが大切です。
  確認回数を減らしたところで、何か特別な悪い事件が起きるわけでもなく、
  どうってことないのだとわかります。

3、恐怖突入
  無理のない範囲で、自分が「怖い」「苦手」だと感じていることにあえて挑戦します。
  それによって成功体験を増やし、自信を付けます(森田療法)。

4、スイスオルゴールを聴く
  オルゴールセラピー というものがあります。
  本物のオルゴールは高価で手が届かなくても、音色を録音したCDがあります。
  私はCDを聴いていました。
  本物よりも効果が劣るのですが、CDでも効果があると感じました。
  身体が温まり、不安感が消え、強迫性障害が軽減されたような気がします。
  購入前に動画サイト等で音色を確認してみてはいかがでしょうか。

5、とにかく身体を温める
6、うつを併発していないか確認する
  身体が冷えて寒いと気分が落ち込みやすくなるので、
  とにかく身体を温めます。これはダイエットにも効果があります。
  私は特に太っていませんが、冷え性を治す為にひたすら身体を温めていたら、
  足やウエストがみるみる細くなり、腹筋が割れてきました(事実です)。
  また、強迫性障害で苦しみ、うつ病を発症している場合もあります。
  うつ・冷え性を治そう もご覧ください。
  身体を温める方法は ここの4 にも書いてあります。

7、森田療法の本を読む
  岩井寛 著の「森田療法」(講談社現代新書で¥735)をお勧めします。

8、ストレスから離れる、気楽に明るく考える
  楽しいことを考えます。
  強迫性障害のせいで死ぬわけではありません。
  著名人にもたくさんいるし、「苦しんでいるのは私1人だけじゃないわ」と考えます。

以上を試して、自分は随分楽になりました。


強迫性障害は、人種や国籍、性別に関係無く発症し、全人口の2%前後だと
言われています。
この病気は、本人が病気を自覚していて、本人も「わかっているけどやめられない」
ことが特徴です。
多くの強迫性障害の患者は、外では他人に病気だと気付かれないように、
確認の儀式も人前では我慢して行わず、病気のことを隠し通し、家の中で行います。
なので、隠れているだけで意外に強迫性障害の人は多いのです。
苦しんでいるのは決してあなた1人だけではありません。

サッカー選手のデビッド・ベッカムや、作曲家のエリック・サティもそうです。
著名人にもたくさんいますし、この病気で死ぬわけではないので
安心して、気長に治していきましょう。



[幸せになる方法へ戻る]   [メニューへ]