中年期での運動開始は禁煙と同等に男性の寿命を延ばす

        健康美容EXPO (2009年3月18日 10:22)の記事


50歳で運動を始めることにより、男性の寿命が2年以上延びる可能性のあることが、スウェーデンの
新しい研究によって示された。中年男性の約半数は運動をしていないが、
運動は禁煙と同程度に有益であるという。


今回の研究で、スウェーデン、ウプサラUppsala大学外科学のKarl Micha?lsson博士らは、
50歳の男性2,205人のデータを収集し、その後、60、70、77、82歳時にも調査を行った。
毎回、体重や血圧、コレステロール値、喫煙習慣、アルコール摂取と身体活動レベルについて尋ねた。


他のライフスタイルの因子を調整後、追跡調査期間中の死亡率は、座りがちな生活を送る男性が最も高く、
身体活動レベルが最も高い男性が最も低かった。また、50歳時に運動レベルが最も低かった男性に比べて、
最も高かった男性では平均2.3年、中等度の男性では1.1年寿命が長かった。
効果が現れるまでには5〜10年を要していたが、中年期の運動で寿命は延びていた。


禁煙との比較では、死亡率の低下は禁煙の場合と同程度であった。喫煙が健康に悪影響を与え、
死亡率を高めることは周知の事実だが、低身体活動量が死亡率に喫煙と同等の
影響を与えることはまだ一般的には知られていない。


Micha?lsson氏は「60歳時に身体活動をハイレベルに増加した男性の約10年後の死亡リスクは、
50〜60歳の間にハイレベルの身体活動を継続していた男性と同様であった。
ただし、身体活動が女性にも同様に有益かどうかは不明である」と述べている。


米エール大学(コネティカット州)医学部予防研究センター所長のDavid L. Katz博士は「今回の結果は、
健康的な行動を開始し、便益を得るのに遅すぎることはないという明らかなメッセージである」と述べるとともに、
生涯にわたって便益を得るため、定期的な身体活動の早期開始を勧めている。
研究結果は、英国医師会誌「BMJ」オンライン版に3月6日掲載された。(HealthDay News 3月5日)


http://www.healthday.com/Article.asp?AID=624777




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